先輩職員からのメッセージ

利用者様の笑顔を見ることができているのが何よりも嬉しい

石川 莉奈
職種:介護員
入職:2014年4月
所属:シルバーケア九頭竜

障がいを持っている家族が身近にいたことから、子どもの頃から保育や介護に携わりたいと思っていました。大学の施設実習で人の役に立てる介護の仕事にやりがいを感じ、県内の介護施設を見学。そこで、身体障がいや知的障がい、高齢者の介護と幅広く学べる九頭竜ワークショップに就職することを決めました。

現在は、「シルバーケア九頭竜」で利用者様の介護を行っています。
仕事で難しいことは、利用者様の要介護度を把握し、どこまでお手伝いをすればいいかを見極めること。必要以上にサポートをすると、利用者様の自立を妨げてしまうこともあるからです。難しいこと、大変なことはありますが、利用者様のあふれる笑顔が何よりも嬉しいですね。これからもきめ細かいコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。

一日のスケジュール

8:20引継ぎ
9:00排泄介助
入浴介助
11:45食事介助
利用者様の食事や服薬のお手伝い
13:00お昼休憩
14:00排泄介助
体操、レクリエーション、リハビリなどの介助をします
15:00おやつ介助
17:20終業
利用者様の今日の様子を日誌に書いてから…

※勤務は早勤や夜勤、日勤の3交替制です。

利用者様の成長と共に、自分も成長できる場所

大石 ユウ子
職種:生活支援員・サービス管理責任者
入職:2018年7月
所属:就労支援事業所 上高島分場

実習中の指導者の方に「私が関わった利用者様は、いつもの環境とは違うので悪影響だったらと思うと不安です。」と相談すると、「もっと多くの時間をかけて支援しないと変化は現れないし、大石さんがもっと多くの利用者様を支援しないと経験できません。その先の結果で答え合わせをしてみませんか。」との一言で福祉の現場で働く事を決めました。

就労支援B型事業所、上高島分場で働き始めて3年がたちました。毎日同じ日は一日もありません。昨年からのコロナウイルス感染症の影響で、「ストレスたまるわ」と利用者様は不安定な状態が続き、何とかしなければと日々悩んでいました。そんな時に庭の満開の桜がきれいなので、利用者様と昼食を外で食べることにしました。すると、利用者様は笑顔も多く安定した一日となりました。その際利用者様から、「こんな近くに楽しみがあった」と言われ、身近なところにも解決の糸口がある事に気付かされました。この職場で私は利用者様の成長と共に、自分も成長できる場所だと日々やりがいを感じています。

1日のスケジュール

8:20掃除・利用者様体調確認・準備
8:30利用者様と朝礼、就労支援B型 午前の作業開始
8:40利用者様とのトラックの荷降ろしと積み込み・作業支援
12:00利用者様と一緒に昼食・見守り
12:30利用者様と散歩 ゲームなど
13:00午後の作業開始・トラックの荷降ろしと積み込み・作業支援
15:00利用者様家族への連絡帳記入・明日の準備打ち合わせ
16:00支援記録の入力
17:00利用者様の帰宅見送り・片づけ・掃除
17:20業務終了

介護する側・される側、それぞれの気持ちに寄り添った支援ができる

前田千鶴
職種:生活相談員・介護支援専門員・介護員
入職:1996年10月
所属:シルバーケア九頭竜

私は、介護職として福祉の仕事に従事し5年間の介護現場の経験と資格取得のための勉強を行い、介護支援専門員の資格を取得しました。介護支援専門員としての仕事に従事した後、現在は施設入所や短期入所の方の相談業務を担当しています。介護の現場を経験したことで介護者の気持ちや介護される側の思いに触れ、それぞれの気持ちに寄り添った支援ができると実感しています。また、23年間、福祉の仕事を続けてこられたのは仕事が好きなこともありますが、職場の環境に恵まれたことも大きいと思います。結婚や出産などで仕事を続けるかどうか悩んだ時には、仕事と子育ての両立支援の制度利用や職場の方の助言のおかげで続けることができたと思っています。

一日のスケジュール

8:20出勤
8:30ショートスティ迎え・荷物の確認
10:00相談業務
(計画書作成、各種機関との連絡・調整、担当者会議の参加、
退院支援、入所・短期入所利用者様・ご家族の相談、
情報共有、共感など)
12:00入所利用者様の食事介助・食堂清掃
13:00休憩
14:00相談業務(必要に応じて入浴介助)
16:00ショートスティ送り
17:20退勤

自信をもって仕事に取り組むことができる

小林 穂乃日
入職:2020年5月
所属:七瀬の郷
職種:栄養士

施設見学をした際、利用者様や職員からの元気なあいさつで、とても雰囲気のよい職場だなと思いました。また、月に1回給食会議を行い業務委託会社と意思の疎通を図っていることや、様々な職種の職員で構成されたケア会議で利用者様毎に支援内容を検討していることを聞き、栄養管理において利用者様を支えたいと思い、入職を希望しました。障がい者施設で働くことが初めてだったので、利用者様との関わり方や栄養面でのサポートの仕方など不安なこともありましたが、相談できる上司にも恵まれ、今は少しずつ自信を持って仕事に取り組むことが出来ています。また、七瀬の郷の食事は利用者様の意見を反映し、献立を作成するよう気を付けているので、その思いが利用者様に伝わり、「おいしかった、ありがとう。」などの言葉を頂いた時にはとても嬉しく、今まで取り組んだ仕事の充実感を得ています。

一日のスケジュール

9:00朝礼
10:00検食(昼食メニュー)
10:30栄養ケアマネジメント作成
11:30食事配膳・介助など
12:30お昼休憩
14:00ケア会議
14:30検食(夕食メニュー)
15:00流動食、栄養補助食品の補充・発注
16:30食事配膳・介助など
18:00終業

利用者様の笑顔で、とても嬉しくやりがいを感じる

大嶋陽子
職種:作業療法士
入職:2011年1月
所属:リハビリ部

私がこの職場を選んだ理由は、関心のある仕事内容だった事、子育て中でも働きやすい環境だったからです。過去病院で勤めていましたが、以前から生活期分野のリハビリに関心があり、ここでは、いろんな病気や障がいを持った方々が生活されていて、いろんな方々と接し勉強することができる環境にとても魅力を感じました。

いざ働いてみると、病院でのリハビリと施設でのリハビリは全く異なり、始めは何をしていいのか戸惑うことばかりでした。しかし、上司や同僚が親身になって対応してくれ、不安がある時も相談にのって頂き、乗り越えることができました。ここでの私の仕事は様々です。利用者様はそれぞれ生活様式が異なり、価値観も様々な中で、そのような利用者様一人ひとりの思いを聴き、その人らしい生活を獲得できるよう支援しています。リハビリを行うことで出来なかったことが出来るようになったり、やりたいと思うことができるようになったと感じてもらい、利用者様が笑顔を見せてくれた時は、とても嬉しくやりがいを感じます。

一日のスケジュール

8:20朝礼、申し送り
9:00個別リハビリ
(生活動作の評価、練習、作業活動等)
11:30食事配膳・介助など
13:00お昼休憩
14:00日中活動
集団体操、創作活動等
ケア会議
16:30ケース入力・計画書作成等

人とのつながりや、利用者様と共に成長させてもえる機会に感謝

稲田 浩康
職種:相談支援専門員
入職:2006年6月
所属:九頭竜相談支援事業所

営業職から九頭竜ワークショップに転職して15年目になり、高齢者施設の介護員、障がい者支援施設の生活支援員を経て、現在は障がい者相談支援事業所で相談支援専門員に従事しています。高齢者と障がい者の直接支援から福祉のイロハを学べたことが、相談業務を行う上での良い経験になりました。

多くの人と関わらせていただく中で、その人の人生を知り、生活設計をお手伝いさせていただくことに責任とやる気を感じると共に、利用者の皆様からは時に笑いや感動をもらいながら、刺激ある日々を一緒に過しています。相談支援専門員の業務を通して、たくさんの人とのつながりや、利用者様と共に成長させてもえる機会に感謝しています。

一日のスケジュール

8:20業務開始
事務処理
モニタリング報告書作成、サービス等利用計画書作成、メール確認、関係機関との連携など
「関係機関との連携とは」
・自立支援協議会に参加    
・各支援機関とサービス量や内容の調整
・利用事業所と情報共有、支援の組み立て
・ヘルパー訪問調整 など
12:00休憩
13:00外出
モニタリング会議開催、関係機関との連携など
17:20業務終了

※スケジュールは日々様々で、自己管理しています。